八方ヶ岳:カニのハサミ岩でクライミング

2020.12.26(土) 八方ヶ岳:カニのハサミ岩 1

放射冷却で凍てつく朝。
昨日やっと植えたビオラの花びらも霜に覆われている。

こんな日はもちろん快晴。
風もなく最高のクライミング日和だ。

先日より山友の澤田さんから「ハサミ岩のルートがある程度まとまったので、あそ望山岳会で登りに来てほしい」との連絡を受けていたので、わくわくして八方ヶ岳に向かって軽トラックを走らせた。
カニのハサミ岩まではキャンプ場からの林道は通行止めになっているが、山の神釣り堀方面からは車で行ける。
車を降りて谷を20分ほど登るとこれも通行止めになっている上の林道に出る。
参加者はキーボウさん、マスモ夫婦、白ちゃん、いっせいの5人。開拓者の澤田さんと川津さんは先に岩場で待っておられた。

この岩場は、リングボルトからぺツルのアルミハンガー全盛の40年前ぐらいまでは登られていたらしい。
この1年間ほどは澤田さんを中心にフリークライミングの岩場として再開拓されている。
ショートはもちろん、6ピッチほどのマルチルートも開拓中で、熊本の岩場としては大きな可能性を秘めている。

①お茶会ルート・スーパー(3ピッチ 5.10c) OS
キーボウ・いっせい

3ピッチ登ると「お茶会テラス」という広い岩頭に出る。
ヘルメットが似合わないのが私。右側が澤田さん。
シングルロープ2回のラッペルで基部へ。

②ジョンソン・エンド・ジョンソン(5.10c) OS

登っているのは白ちゃん。

③山岳部門成年登攀男子(直登 5.10a)OS
2ピン目が若干遠く、5.10aにしては難しく感じた。

登っているのは私。

④山岳部門成年登攀男子(右 5.10a)OS

⑤西稜第2ルート1Pのみ(5.10b) OS

登っているのはキーボウさん。

今日登ったのは「西稜エリア:上部壁」である。
マルチルートが6本もあり、1ピッチのみのショートルートとしても登れるように整備してある。
5.7~5.9のルートも多く、初心者でも楽しめるエリアになっている。南面なので秋~春がシーズンだろう。

今日からこのブログに「八方ヶ岳」というカテゴリーを追加した。また行こうと思う。