日向神に春が来た

2018.3.11 日向神クライミング

3月中旬快晴の日曜日、日向神の賑わいはすごかった。
9:30 駐車場に着くとすでに満車。県外ナンバーが目立つ。
とりあえず「道端」へ。同行はフジミさんである。
「ウェルカム・ベイビー 5.11a」開拓者の広瀬さんがおられたのでいいところを見せようとトライしたがうまくリピートできない。スマホに保存された広瀬さんが登る動画を見せていただくと、私の知る限り「誰もそんなやってない、否、やれない」ムーブだった。今日はテンションをかけながらも「正規」のホールドで2回上まで抜けたので次回が楽しみだ。
下の写真は今日の道端エリア。

次の写真は陽気に浮かれるおじさんたち。
K1さんが「体幹トレは広場で」というルートを作るかもしれない。

午後はトンネルエリアに移動。
ここに「登れそうな5.11ルート」を見つけていた。
ダム湖フェイス 5.11a」である。
下部の「旅の宿 5.10a」をフジミさんに登ってもらった。
しかしここからではロープの流れが悪くなりそうだったので、「けほぎリッジの下部」からつなぐことにした。
この「ダム湖フェイス」は小さいカチを拾いながら少しずつ高度を上げていく。リッジの左側に回りこむこのルートは下から見えず、目の前は黒い壁で孤独感が漂う。MOSだが嬉しいというより「ほっとした」感じである。
写真の私がいる所はダム湖フェイスの取り付き地点。ここから左に回りこみ黒い壁を直上する。

もう1本、「人生を語らず 5.11b」にトライした。
見た目すっきりしたスラブで、手がかりが乏しい。
マスタートライは何回もテンションをかけた。
手順足順を覚えているうちにと、2回目のトライでRPできた。
ボルトの位置も最適でこれはお勧めのルートである。

吉田拓郎のアルバム名は「今はまだ人生を語らず」である。
何かを始めるのに「遅すぎることはない」というようなメッセージが込められているらしい。

さて、私の「100イレブン・プロジェクト」も今日の2本で97になった。そろそろ最後の1本を決めておく必要がありそうだ。