日向神の道端エリア「次郎 5.11c」のRP 

2015.11.23  日向神 1

3連休前の「雨」という天気予報がはずれて、なんとか一日持ちそうなので日向神の新エリア、ハナタテ岩に向かった。
その前にメンバーがそろうまで道端の「次郎 5.11c」にトライした。ビレーヤーはあり吉さん。
先日来の宿題であり、朝から自分がトライするビデオを観て研究もしてきた。
下部を順調にこなして3ピン目をとり、「さあ核心!」というところで、縦カチをとった右手にまったく力がこもらないことに気づいた。
「う~ん、フォール」
だいたい朝イチからトライするルートではない。
ヌンチャクを4本かけたまま、ハナタテ岩に向かった。

 

(豪放磊落5.11aの写真)

今日のメンバーはキーボウさん、あり吉さん、県体仲間のMさん、そして日向神開拓団のYさんと私の5人。
この夏、Yさんらが精力的に開拓されたハナタテ岩上部壁は明るいスラブ帯で、バルコニーエリアみたいに立っていないのでとっつき易い感じがする。ここは開拓中のルートも入れて新旧併せて16本もある。(ネットで「K1ヒュッテ」を参照のこと)
①収穫の秋 5.10c 27m B9本
マスターオンサイト。60mロープを使用、アップにちょうど良かった。
②豪放磊落 5.11a  25mぐらい B9本
マスターオンサイト。「ごうほうらいらく」と読む。ルートファインディングに気を使う面白いルートであった。
③山川草木 5.11b 25mぐらい B10本
マスターオンサイト。核心部は大きな穴に入れた足がいまにも滑りそうなところ。足元をよく見るのが肝心。
④風光明媚 5.10d 25mぐらい B10本
フラッシュ。核心部で「ホールドがない!」と皆さんが苦労しているので行ってみると意外にたくさんあった。

ここのアプローチは渡渉があり、日向神三大急登のひとつ(Yさん曰く)らしいが、Yさんらにより渡涉地点に木橋が取り付けられ、それほどの苦労もなく取り付きまで行くことができた。これから2ピッチ目ができるのが楽しみである。

帰りの道端エリアには誰もおらず、夕暮れが迫る中「次郎」にはヌンチャクだけが下がっていた。
①NG
核心の左手とりがポイントをずれていた。下からは見えないのでオブザベが大事だ。
②NG
核心のホールドはつかんだが足を平行ガバに乗せるときに慌ててフォール。平常心が吹っ飛んでいた。

RP(レッドポイント)
初めて「次郎」にトライする人を見たのはたぶん4年前だろうか。「太郎」でさえも登っていない頃で、とても人が登れる所ではないと思っていた。「無念」などもすごいルートだが遠い所での動きなのであまり緊迫感が伝わらない。しかし「次郎」は違う。
ボルトはたったの4本、道端エリアにいる人みんなに緊張感が伝わる。
ムーブ自体は先日ジローさんの登りを目に焼き付けたので間違いはないのだが、どうしても手に力が入って足で乗れない状態が続いていた。何遍もトライすることで腕の力をセーブすることを覚えてレッドポイントにつながった。腕の力をなるべく使わずに足で立つ。ここがこれからの一番の課題だろう。